緊急事態宣言が4月7日に発令されて、更に延長されようとしています。なかなか出口が見えない状況になっています。
たくさんのマラソン大会が中止や延期になり、フィットネスクラブなども閉まったまま・・・
外を走るにもマスクをして走る状況で思うようなトレーニングができないので本当にストレスがたまってきますね。(マスクのおかげで心肺機能のトレーニングができるという前向きな考えもありますが(^^ゞ)
トレーニングといえば、長距離・長時間・激しいものを意識しがちです。もちろん大会が近いとかであれば、そういったものは必ず必要です。自分に挑戦するためには大切なことですね。
でも、自分のトレーニングを考えた時に「このメニューは、今何のためにやっているのか?」と考えた時に、毎日の習慣として惰性でやっていたり、なんとなくの満足感でやっていることも少なくは無いと思います。(激しくないとやった感がない・・・みたいな)
あえて、この時期だからこそ何か別のトレーニングを取り入れてみるというのは、どうでしょうか??コロナがなければ、まずやってないというようなものです。
キツイだけがトレーニングではないと思います。やったことのないトレーニングで故障を減らすことができるかもしれません。
より速く、遠く走れるフォームや体幹が身につけばマラソン大会で記録が出せるかもしれません。
ゼロベースランニング・メソッド2.0
自宅で手軽にできて、ランニングに効果的なものが何かないかなと、いろいろインターネットで探していました。
その中で高岡尚司さんのゼロベースランニング・メソッド2.0 というものを見つけました
内容を転載します。
〈1ステップ〉
「筋肉の無駄遣いの原因は過度な内旋モーメントにあった!?」
→筋肉の無駄遣いの原因となる「内旋モーメント」を改善し
「外旋モーメント」を身につけ、重力を上手に活用した走りを身につける
〈2ステップ〉
「固まった胴体を再び活性化させ、走りの効率を向上させる」
→普段から固めっぱなしの胴体を再び活性化させ、走りの効率を向上させる
〈3ステップ〉
「カンペルプレーンと背骨のS字カーブを整え、筋肉の無駄遣いを解消!」
→基本姿勢を身につけ、アキレス腱をはじめとする体のバネを活用し筋肉の無駄遣いを解消する
〈4ステップ〉
「レース後半まで脚のスタミナを残しておくための秘訣とは!?」
→レース後半まで脚のスタミナを残しておくために胴体を弓形に使う
〈5ステップ〉
「脚が攣らない走りのための胴体の使い方」
→ もううんざり!レース後半、脚を攣らせないために胴体を台形に使う
〈6ステップ〉
「ミッドフット着地が脚を無駄遣いする!?」
→ 適切なミッドフット着地を身につける
〈7ステップ〉
「会心の笑顔でゴールするために」
→ 6ステップまでをまとめ、ランニングに応用する
PDFになっていて、それぞれのステップにYOUTUBE動画のリンクがあります。1本1本が短い動画なので、見ながらすぐにできます。
体の使い方が上手になれば、故障もなくなるでしょうし、大会でもタイムが伸びることでしょう。
ゼロベースランニング・メソッド2.0 は現在無料でダウンロードできます。
マスクをして外を走るのもいいと思います。中には、ベランダや部屋の中で走るという人もいますが、トレーニングとしては効果的ではないでしょうし、繰り返しできるものでもありませんし、あまり楽しくないです。どうせなら効果的なトレーニングで負担が少なければ嬉しいですよね。
実際にやってみた感想
PDFファイルで、見やすくまとまっているのでわかりやすいです。注意点も動画を見ながら真似をすればいいのです。
筋トレのような激しいものではなく、筋肉の無駄遣いをなくすためのドリルです。体の使い方をより効果的にできれば、
- 筋肉の無駄遣いでの神経系の疲労で筋肉が収縮ができなくなってしまう
- 筋肉の無駄遣いで血行不良により酸欠になり筋肉の収縮がコントロールできなくなる。
ようなことがなくなり、パフォーマンスアップが期待できそうです。
やってみた中では「座位左右揺らぎドリル」が苦労しました。最初は頭の上に乗せたプラスチックコップが何度も落ちたので、ちょっとイラッとしましたが (゚∀゚)
それだけ、カンペルプレーンが整ってないんですね(^_^)a
今はもうだいぶ慣れました。
家の中でできるトレーニングばかりなので、この時期に簡単にできて効果的だと思います。
他には、最後から2番目の「弓形の動きを表現したランニング」が非公開動画になっていて見ることができなかったのでちょっと気になりました(^^ゞ
自分のトレーニングを見直すきっかけになったオススメのPDFです。
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